診療所事務長会 特別編
2024年「事務長サミット」開催レポート
医療DXがもたらす未来についてディスカッション
11月16日に開催いたしました診療所事務長会特別編2024年事務長サミットでは、基調講演のほか、「サミット」と題して全員参加型のディスカッションも行いました。
会場は、ホテルモントレ ラ・スール大阪23階の宴会場パティオ・リッチモンドで、約60名の方々にご参加いただき、懇親会まで盛大に行うことができました。
今回は残念ながら参加できなかった方のために、セミナーの一部をこちらで報告させていただきます。
また、セミナーの詳しい内容は、月刊「クリニックばんぶう」1月号にもレポートされる予定です。お楽しみに☆
■第1部は次世代型のスマートなクリニック経営モデルについて
基調講演では株式会社TEN EXPERIENCEの執行役員である工藤裕佑さんにご登壇いただき、実際にプロデュースしたクリニックTEN渋谷を取り上げて、合理化を追求した次世代型のスマートなクリニック経営モデルについて解説していただきました。
待ち時間を2分以内にすることで待合室がない、受付から診察を終えるまで15分の受診体験、2年で患者獲得コストを約87%削減など、次々と披露された革新的な取り組みに参加者は引き込まれるように聞き入っていました。
■第2部は全員参加型でクリニックDX化の未来についてディスカッション
第2部の事務長サミットでは天野智敦理事をファシリテーターに「医療DXの推進で外来患者は減る?減らない?」「医療DXは医業収入を増やす?増やさない?」「自院で5年以内に医療DXに取り組む?取り組まない?」「医療DXの推進によりコメディカルは減らせる?減らせない?」など様々なお題について、参加者全員がイエス・ノーに分かれてディスカッションを行いました。
それぞれの立場から様々な意見が発表され、講演した工藤さんをはじめとする医療DXに詳しい5人の登壇者らも加わり、ディスカッションは白熱しました。
■懇親会でも意見交換
15時30分から始まった事務長サミットも、懇親会になると外はしっかり暗くなり、素晴らしい夜景を眺めながら、参加者は交流を深めました。
最後は田坂聡亮理事が語った閉会の挨拶が、実はAIに作成してもらった文章であるというネタ晴らしで盛り上がるなか終了しました。